アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第11週 第62回『われても末に』

 あらすじ

てんと藤吉が揉めていることに、どこか上機嫌の風太
てんに頼まれて団吾に会わせることに。

芸者遊びをしていた団吾は酒も踊りもできないてんに愛想を尽かし、出演を断る。
諦めきれないてんが団吾の後を付けると、自宅ではない家へと入っていく。
しばらくして1人の女性が同じ家に入って行こうとしていた。
お夕だった。

団吾は体調の良くないお夕を気遣い、別宅で世話をしていた。
お夕に団真の元へ帰るよう言うてんだが、お夕の気持ちは変わらない。

一方万々亭では、仲間を裏切り高座に出演した岩さんがキースたちに責め立てられていた。
そこに藤吉が食事しにやってくる。キースたちはこれ見よがしと口々に藤吉を罵る。
藤吉は何の努力もせず仲間を責めるだけのキースたちに声を荒げ叱りつけ、てんが言うように芸人たちを家族のように思っていることを伝えた。
キースや万々亭に居合わせたおトキはそれを神妙な顔で受け止めていた。

てんは再び団真を訪れていた。
団真はお夕が団吾の世話になっていると知ると、元々師匠に才能を認められお夕と所帯を持つはずだったのは団吾なのだと語る。

そんな団吾はお夕を残して別宅を出るところだった。
傘を取ろうとし、手が触れて戸惑う二人。
玄関を出た団吾はわずかにほほ笑むのだった。

 

感想

あさイチの朝ドラ受けでイノッチも指摘していたように、団吾の可愛さが際立った回。
序盤の風太の笑み(隠しきれない嬉しさ)とは違い、団吾の笑みはどこか悲しそうな雰囲気。強引に自分の物にしようとしないあたり、普段は無理して破天荒を装っているんだろうと思わされます。
藤吉さんもやっと株が上がってきた感じ。やってる事は間違ってない、でも周りにうまく伝わってない事が問題なんでしょうね。
「…ライスカレー、ある?」って藤吉のセリフにてん恋しさが表れてて好きです。