アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

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「わろてんか」第11週 第66回『われても末に』

あらすじ

団真は、お夕やてんの言葉を思い出しながら決意を新たに舞台へ上がる。
いざ噺を始めようとすると、突然外が騒がしくなった。
赤人力に乗って団吾がやってきたのだ。
大勢の野次馬を客として引き連れ、たちまち寄席は満員に。
立ち見客に紛れてお夕の姿もあった。
団吾はおどけながら客を盛り上げた上で、崇徳院を始めようとする。
気後れした団真が高座から去ろうとすると、一転、やはり自分にはできないから。と兄弟子として団真を紹介した。

去り際、団吾は団真の背を軽く扇子で二度叩いた。
それは昔、団真がしてやった「うまくいくまじない」だった。
「昔ようわしにやってくれたな。……兄さん」と懐かしむように語りかけ舞台を去る団吾。

1人残された団真は天才を弟弟子にすると大変だ、と客をひと笑いさせてから堂々と崇徳院を始めるのだった。

無事演目を終えた団真の元にお夕が現れた。
団真は畳みかけていた着物をお夕に任せ、二人は笑い合う。その様子を伺っていたてんと藤吉も安堵の笑みを浮かべた。

その夜、売り上げを計算していたてんと藤吉の元に団吾が飛び込んできた。
またも借金取りに追い回されているようだった。
二人が機転を利かし借金取りを追い払うと、上機嫌の団吾は突然、風鳥亭への出演を承諾する。
喜ぶてんと藤吉の前に「1万でええわ」と団吾が手を出す。契約金として今すぐ借金取りに支払って欲しいと言うと、諦めて帰ったはずの男たちを呼び入れた。
団吾に一芝居打たれて、てんと藤吉は目を丸くするのだった。

後日、団真の高座の評判は新聞にも取り上げられ、風鳥亭の面々は団真がこの先も落語家として寄席に呼ばれるであろう事を喜び合った――。

感想

楽屋で目を閉じて団真の落語に聞き入り、嬉しそうに笑みを浮かべる団吾師匠。
お夕の笑顔に無邪気な笑みを返す団真。どちらもめちゃくちゃ良い笑顔なんですよね。こっちが幸せな気分になるほどに。
やっぱり「われても末に」だったのは、この兄弟弟子もだったのかなと。
しかし2万から半分にまけてもらったとは言え、1万ものお金をてんたちが用意できたのか気になるところではあります。
来週の予告では、このまま黙っているはずのない寺ギンさんの逆襲?
余談ですが「わろてんか」を見始めてから、他の番組で兵動さん(寺ギン)を見かけるたびに「なんか企んでる悪い人」っぽく見えてしまって戸惑ってます。