アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

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「わろてんか」第12週 第69回 『大阪お笑い 春の陣』

あらすじ

風鳥亭ではアサリが借金の申し込みをしているところだった。
事情を聞くと、妹の嫁入りに必要なのだという。
そこへ各寄席からの連絡が入る。寺ギンの芸人が全て出演をキャンセルしてきたという。

多数の芸人が休演し、客入りも悪くなる中、おトキは風太を捕まえて問いただすが、風太には預かり知らない事だった。

アサリが寄席に出ている間、彼の祖父、治五郎の相手をしていたてんは、治五郎がアサリの嘘に気付いている事を知る。
大阪に来たのも、アサリから毎年のように送られてきたお金を、もう必要ないと伝えるためだった。

てんは最後にアサリの本当の姿を見せようと、治五郎を風鳥亭に連れて行く。
そこには芸人として客に愛され、たくさんの人を笑顔にするアサリの姿があった。
治五郎に気付いたアサリは、出番を終えるとすぐに逃げ出すが捕まってしまう。

治五郎は嘘をついたアサリを叱った上で「わろてもろて、人を幸せにする仕事があるんやのう」と涙を流すのだった。

どうにか明日の寄席分の芸人を確保した藤吉。
だがこの先も寺ギンに振り回される事が明らかだった。
藤吉は以前から話していた、北村笑店を太夫元にする計画を再びてんに相談する。
曲芸の佐助やアサリの現状を見て来たてんは、賛成する代わりに芸人たちの月給制を提案する。
月給制にして生活の見通しが立ちやすくなれば今のような苦労もないだろう。
経理を一手に行っていたてんが、可能だと判断しての事だった。

またたく業界内に広まった風鳥亭の月給制、これがさらに寺ギンの怒りに火をつけることとなる――。

感想

まったくウケずに、客もまばらだった最初の頃に比べて、アサリが人気の芸人となり堂々と芸を披露するシーンは治五郎じゃなくても、ちょっと感動。
そんなアサリが妹のために用意したかった10円ですが、1円でお米10㎏が買える時代だったようで、米基準にして現在の35000円ほど。
(これに照らし合わせて、団吾の借金1万円は約3500万円)
ちなみにてんが父から500円の借金をしたとき、放送内では「500万」の価値だと話していました。少し時代が違うので物価にも変動あるかと思いますが、こちらに合わせると団吾の借金は1億円。アサリは10万貸して欲しいとお願いしてたことになりますね。