アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

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「わろてんか」第18週 第102回『女興行師てん』

あらすじ

リリコと四郎がコンビを組むことが決まり、楓は台本を。おトキは衣装を探すと意気込む。
その時、一人の男が風鳥亭に現れた。
2年前にアメリカ留学した隼也だった。

アメリカでショウビジネスを見る事が叶わなかった藤吉の代わりに、啄子に方々連れ回された隼也は多くを学んできたようだった。
興奮気味に語る隼也に、藤吉の姿を重ねたてん。
風太は隼也を次期社長に育て上げると宣言する。

てんたちは集まってコンビ名を相談中だった。
美女と大仏、月とメガネ…。どれもしっくりこない。
隼也は、アメリカでミスコンが行われている事を挙げ、美人のリリコにはミスの名がぴったりだと「ミス・リリコアンドシロー」と言うコンビ名を提案。
リリコは気に入るが、四郎は自分の名前に何もついていない事が不満だった。
リリコは新たに点を打ち、「ミス・リリコ、アン・ドシロー」とし、四郎をドシローと呼んでからかう。

衣装選びも難航した。
洋装を中心にあれこれ思案していると、再び隼也が意見した。
西洋文化が溢れているからこそ、あえての着物。コンビ名は洋風でも中身は大和撫子はどうかと言う。
これにも、てんたちは大賛成する。

楓は台本書きあがった台本を、文芸部長の万丈目に見せる。
万丈目はそのほとんど修正させ、すっかり自分の台本のように仕上げてしまう。
しかし、マンマンで台本がお披露目されると、リリコは「型にはまってて面白くない」とあっさり。
女性ならではのネタを期待していたてんも、期待外れだったようだ。
絶賛されるだろうと様子を伺っていた万丈目は、思わぬ感想に涙目になる。

リリコは歌の練習を始め、四郎は歌子の指導の元、発声練習を行っていた。
リリコは四郎からも歌を教わっていたが、譜面の読めないリリコは苛立ち始める。
売り言葉に買い言葉、またも2人は喧嘩を始め、四郎は万歳なんかできないと出て行ってしまう。
リリコは、人を傷つけるような事ばかり言ってしまう自分を反省しつつも、四郎とのコンビに限界を感じていた。

リリコと四郎は稽古に来なくなり、風太はてんに「女社長の道楽はやめにしたらどうや」と厳しく忠告する。

事の顛末を話したてんに、栞は四郎を相方に、と選んだわけを話した。
四郎は活動写真の楽士としても優れていた。スクリーンの役者とかけあいをするかのように饒舌な彼のアコーディオン
栞はリリコと四郎は共鳴しあえると思っていた。

てんは女興行師としての自信をすっかりなくし、藤吉の仏前で弱音を吐いた。
ぼんやりと鈴を鳴らすてん。すると鈴が手から零れ落ちてしまう。
慌てて拾おうとしたてんの手に、ふと誰かの手が重なった。
驚いて顔を上げたてんは、さらに声を上げて後ずさった。
目の前には、亡くなったはずの藤吉の姿があった。

雑記

キツい言葉で相手を傷つけてしまうこと、リリコは秘かに気にしてたんですね。
楓さんの毒舌もなかなかのものですよ。美女と大仏って(笑)前回も「美男は三日で飽きるけど音楽の感動は一生もの」とかって暗に美男じゃないって言ってるし。
そしてまさかの藤吉再登場…。
「鈴鳴らしたら現れる気がする」なんて亀井さんが言うから、藤吉に見えちゃったとかで、実は隼也とかって落ちだと思うんですけどね。
今回、藤吉っぽい隼也、っていう振りがかなりあったし。
あるいは夢オチかな?