アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第19週 第107回『最高のコンビ』

あらすじ

四郎はしゃべらず、リリコだけがしゃべくる漫才を提案したてんだったが、四郎は自分が「笑われる」事に納得がいかない。
一緒に稽古を続けて来たリリコも、てんの案には反対だった。

てんは楽屋を訪れ、2人に唐突な言い方をしたことを謝るが、四郎はしゃべくり漫才をものにする、と躍起になる。

楓は「しゃべらん漫才」の台本に悩んでいた。
万丈目は、一人しか喋らないのは漫才ではなく漫談だと言う。
そして良い台本とはコンビ2人の魅力を引き出すものだと伝えた。

隼也はキースとアサリの似顔絵が入った紅白饅頭の試作品を風太に見せた。
さらに外国のように売店で取り扱う品数を増やしてはどうかと言う。

ミス・リリコアンドシローの漫才は、依然客の笑いが取れない。
四郎が1人で稽古していると、風太がやってきた。
上手くならないとしゃべらせてもらえない、そう理解していた四郎は、てんの言い草を風太に愚痴った。

風太はてんに、しゃべくりこそ漫才だと自論を述べ、四郎がやりたくないと言うのを無理強いするのも良くないと言う。
2人を自分に預けて、手を引くように告げる風太
おトキは堪りかねて、風太を責め立てる。
2人の夫婦ゲンカはどこか可笑しく、隼也やてんも思わず笑顔に。
てんは改めて「夫婦ゲンカは面白い」と確信する。

てんはリリコを呼び出し、改めて謝ると、しかしいい加減な気持ちで言ったのではないと釈明する。
てんはしゃべらない漫才が、四郎の魅力を引き出せると考えていた。
みんなを信じて欲しい、と言うてんに、リリコは四郎と話してみると約束する。

マンマンで食事をとるリリコと四郎。
リリコは一度試しに「しゃべらん漫才」をやってみよう、と誘う。
四郎が上達するほどに、客の笑いが取れない事をリリコは気付いていた。
成功すればお金も得られ、ドイツにも行ける。良かれと思って言ったリリコの一言に、四郎はこれまでにない険しい顔を見せた。
ドイツ行きのための金儲けの手段として頑張っていたのではなく、芸と真剣に向き合っていたつもりの四郎。それをリリコだけは理解してくれていると思っていたからだ。
悔しさのあまり、涙を滲ませ怒る四郎。
「解散や!」と叫びリリコの元を去るのだった。

雑記

上達すればするほどウケないって言うのは何とも複雑。
今で言う「キャラ」が芸風に合っていない状況なんでしょう。
そりゃ喋らなくて良いよ、って言われたら無能扱いされたと感じてガッカリするよねえ。ようやく上達してきたのに。