アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

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「わろてんか」第19週 第108回『最高のコンビ』

あらすじ

四郎はてんと風太に、コンビを解消し北村笑店も辞めると言って驚かせる。
四郎とならやれると思っていたリリコは、新しい相方を用意すると言う風太にも首を振る。
隼也はミス・リリコアンドシローの似顔絵饅頭をリリコに見せると、お茶でも入れようか、と慰める。

てんは栞に報告しに来ていた。
栞は、新しい事をしようとすると周りとの軋轢は避けられないと言う。
トーキー映画には莫大な費用が掛かるが、栞は大衆に夢を売るためにも、必ず周りを説得してみせる、と宣言。
てんが面白いと確信しているなら、それを四郎にきちんと伝えるべきだと言う。
そしててんに一枚の書類を見せた。
漫才師として成功した後のリリコを起用した映画の企画書だった。
ここからが腕の見せ所だ、と栞はてんを励ました。

四郎がマンマンでみんなに別れの挨拶をしていると、てんがやってきた。
直にリリコも呼び出されると、てんは2人の前で改めて「しゃべらん漫才」についての思いを伝えた。
女が男を言い負かすのが面白い。キツイ事言っても、二人の間に信頼関係があるから客も安心して笑えるのだと。
漫才大会で客が笑ったのは、四郎の失敗ではない。それをカバーしようとするリリコのなりふりかまわない姿がウケたのだ。
万丈目と歌子は、芸人は笑ろてもろてなんぼ、だと諭す。
楓は完成したばかりの「しゃべらん漫才」の台本を四郎に手渡した。
てんは、四郎は誰にもないものを持っていると告げた。それは、楽器でしゃべる事だと。

マンマンでは真剣に台本を読み込む四郎の姿があった。
リリコたちはそれを固唾をのんで見守っていた。

風鳥亭では風太がリリコの新しい相方を見繕っていたところだった。
そこに2人が飛び込んできた。
四郎は、もう一度、ミス・リリコアンドシローをやらせて欲しい、と願い出る。
そして台本を広げ、「まだセリフが多い」と次々に赤線を引いていく。
「すんまへん」と謝りながらも、セリフを削り続ける四郎。
ミス・リリコアンドシローは「しゃべらん漫才」として再出発するのだった。

雑記

「芸人はわろてもろてなんぼ」万丈目さんの言葉が真理すぎる。
セリフを謝りながら消していく四郎さんの生真面目さが可愛い。
何より、この1週間でリリコと四郎の信頼関係が深まる感じがありありと感じ取れて良かったな。