アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第20週 第113回『ボンのご乱心』

あらすじ

ジェイソン・ハミルに、他の興行主とも交渉している事を匂わされた隼也は、てんに手付金の5千円(今の価値で1千万)用意してくれないかと頼む。
てんは隼也が功を焦っていると感じ、ハミルの素性についてもっと知るべきだと諭した。

マンマンでは楓がアサリの取材をしていた。
酔ったアサリは、どつき漫才は自分が考えた物だと嘘のエピソードを語り、歌子にたしなめられる。
そこに小競り合いしながらリリコと四郎が入ってきた。
アサリはリリコに、自分とコンビを組んだ方がもっと面白くなる、と誘うが、相方は四郎だけだときっぱり断られてしまう。

つばきは、隼也の参考になればと、自身の作った「マーチン・ショウ」のスクラップブックを渡した。
思うように進まず、落ち込んでいる隼也に、つばきは「挑戦する方が良い」と励まし、協力を買って出た。

マンマンでは万丈目が寄席の昔の資料などを持ち込み、みんなで思い出話に花を咲かせているところだった。
その中には電髪(パーマネント)のチラシもあった。
外国人に騙され、不良品を1000個も買わされた藤吉。しかしその後、パーマネント自体は藤吉の見込んだ通り流行したのだ。
「目の付け所は良かった」その言葉に、てんは今回の隼也の一件が、パーマネント事件に似ている事に気づき胸騒ぎを覚える。

再びてんに相談しようとした隼也だが、取り付く島もない。
隼也は仏壇の引き出しから、自分名義の預金通帳を取り出し見つめていた。

栞が東京出張から帰ってくるのを待ちかねていた隼也は、意気揚々と「マーチン・ショウ」の仮契約をしたと告げた。
仮契約書を見た栞は厳しい表情を浮かべた。

風鳥亭では厳しい表情の役員が顔をそろえていた。
栞は自分の監督不行き届きだったと頭を下げた。
事態が呑み込めない隼也が、自分の判断に間違いはなかったのだと主張すると、栞は「自分が父親なら殴っていたところだ」と静かに言い放った。
栞は、契約した相手は確かにジェイソン・ハミルなのか?と問いただす。
ようやく理解した隼也が急いでハミルのいるホテルに連絡を取るが、ハミルはすでに姿を消した後だった。

雑記

演じた松坂桃李さんに「ダメな男」と言わしめた元祖ぼんくら藤吉。
間違いなく「藤吉にそっくり」な二代目ぼんくら隼也。
でも若い頃に失敗して鼻折っておくべきなんだろうな。
スピンオフは万丈目夫婦か、リリコ&シローが良いなあ。