アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第11週 第64回『われても末に

 あらすじ

岩さんと共にトレーニングに励み、芸人四銃士を名乗って団結する芸人たち。
キースはアサリとのどつき万歳(まんざい)を思いつき、叩いたときに大きな音が出る道具の研究を始める。

団真が独り落語の稽古を続けている事を知ったてんは、団吾の元を訪れた。
生けていた花を無造作に抜き去った団吾は花は生けた瞬間が一番美しい。芸も同じで、だからこそ自分は命を削り、何もかも犠牲にしてでも一人でも多くの客を笑わせたいのだと言う。
お夕を団真の元に返して欲しいと言うてんに、団吾はお夕は自分の物だと言い放ち、落語から逃げただけでなくお夕も幸せににできなかった団真の元には返さないと言った。

てんは、お夕と団真が元に戻ることと別れたままと、どちらが二人にとっての幸せなのかを思い悩む。

キースとアサリはどつきに使う道具をハリセンに決め、さっそくネタ合わせを始める。
一方で万丈目は自分だけが前に進めていない事を思い悩んでいたが、妻に背を押され、大好きなうしろ面を極めようと決意する。

てんがいつものように団真を訪れると、団真は置手紙を残して姿をくらませていた。
手紙の二枚目に目を通したてんは、表情を曇らせるのだった――

 

感想

字幕を見て気付いたんですが、この頃(大正時代?)は漫才ではなく「万歳」と言っていたんですね。ハリセン(張り扇)も講談などでいわゆる拍子木のように音を出す道具として使われていたようです。
団真さんの気持ちの揺れが気になるところ。お夕さんに落語を続ける羽目になったのはお前のせい、みたいに言っておきながらも布団を畳んで正座をし、稽古を続けている様子からは、落語が好きで仕方ないのか。あるいはやはりお夕さんに戻って欲しくてやっているのか。色々と想像してしまいます。