アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第11週 第65回『われても末に』

あらすじ

てんは団真の置手紙を風鳥亭に持ち帰り、藤吉たちに見せる。
二枚目の紙に書かれた「われても末にあわむとぞ思う」の一文に、亀井は川に身投げでもするのではないかと案じる。

団吾の止めるのも聞かずに飛び出して来たお夕は、てんたちと共に風鳥亭で連絡を待っていた。
警察をはじめとする方々に問い合わせるも、依然として団真の行方は分からない。
お夕はてんたちに迷惑をかけたことを泣いて詫びる。
お夕のせいではない、と慰めるてんに、お夕は駆け落ちを言い出したのは自分で団真は反対していたことを告白すると、落語ができなくなったのも飲めない酒を飲むようになったのも自分のせいなのだと言う。
そこに亀井が、川のほとりでぼんやりとしていた団真を見つけ連れて来た。

ホッとする一同だったが、お夕だけは迷惑かけた団真にきつく当たり、根性見せて精進しろと責める。

団真はほんまもんの天才を前にして自分の才能のなさを思い知ることがいかにつらいかを苦しそうに吐露する。
団真が立ち去ると、お夕はくずおれて「生きてた」と安堵するのだった。

キースたちは各々の意気込みを語り、ストライキを終了することを宣言し、藤吉と和解。
風鳥亭ににぎやかな芸人たちの笑い声が戻った。

てんはお夕と団真はお互いに思い合っていると感じ、改めて団真を風鳥亭の高座に上げて欲しいと藤吉に願い出る。
藤吉は許可する代わりに、ひとつ頼まれて欲しいと言う。

藤吉の頼みとは、団吾を高座に上げる事だった。
てんは団吾に、お夕も来ること。団真がやる演目は「崇徳院」である事などをそれとなく伝え、団吾の気を引く。

高座当日。ひどく緊張している団真。
しかし、お夕と団吾の姿はまだ見えない事に、てんと藤吉は心配していた。

 

感想

天才を目の前にして打ちのめされるって、すごく共感しました。天才とまではいかなくても自分より圧倒的に優れた人が現れたら、落ち込みますよね。
藤吉も自分に芸人としての才能がなかった事から団真のつらさがわかるようです。
明日が今週の最後。
団真と団吾、果たして本当に才能があるのはどちらなのか。
団吾の気持ちはどこへ着地するのか「わろてんか」始まって以来の楽しみな週末です。