アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第15週 第81回『ないたらあかん』

あらすじ

東京と全く連絡がつかない状況、キースの安否が気になる藤吉は東京へ行くと言い出す。
しかし危険だから、と風太が代わりに行くと申し出る。
藤吉は小屋を休みにして、救援物資を集めることにする。

同じく東京支社と連絡のつかない栞は、なぜか向島界隈の被害を気にしていた。

風太を案じたおトキは、お守りを握らせ、無事帰ってくるようにと言う。

浅草ではキースが小料理屋の女将、志乃とどうにか生き延びていた。
しかし志乃はケガを負い、多くの記憶を失っていた。

栞も物資を送ろうとしていたが、役所の手続きに時間がかかる事から、藤吉を頼りに来ていた。
リリコも女優連中と考えた「おなごの必需品」を救援物資として差し出す。
栞のチャリティ精神に共感しての事だった。

無事、キースを見つけた風太
キースは、記憶喪失の志乃の事やその事情(海外にいる息子のへその緒を取りに戻ってケガをした)などを話した。
志乃がケガをしていること、医者も薬も手に入らない状況であることから、風太に二人で大阪に来るよう説得されたキースは、ためらいながらもそれに従う。

東京と電話がつながるようになったころ、風太は藤吉にキースの無事と志乃と二人で大阪に行かせたことを報告する。

やがてキースが風鳥亭に顔を見せる。
無事の再会に喜ぶ面々だったが、惨状を目の当たりにしたキースは大阪がいつもと変わらない事に戸惑っていた。
そこに栞がやってくる。
栞はキースの隣にいる志乃の姿を見た瞬間、言葉を失うほどに驚くのだった。

感想

なんだか伏線?らしきものが繋がっていく感じがしますね。
母恋しい隼也を「理解」する栞、リリコに「愛情不足では」とからかわれる栞。向島を案じていて、志乃を見て驚いたところから、ほぼ決定と言ったところでしょうか。
それにしても風太の自己犠牲精神ですよ。さらりと「家族のいない俺」が危険な役回りを引き受けると言っちゃう辺り、泣けてしまいます。
心配してくれる、おトキちゃんの存在がどれほど嬉しかっただろうかと。
大阪に戻って東京との差に驚くキースですが、直下型地震だった阪神大震災では特に顕著だったらしく、神戸新聞の記者が新聞を刷ってもらうために京都を訪れて落胆したというエピソードがあります。被害がとても局地的だったため、ほんの少し離れた場所は変わらずの日常だったそうです。