アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第15週 第83回『ないたらあかん』

あらすじ

藤吉は栞の震災への救護物資を売名行為だと書き立てる新聞に憤っていた。
記事を目にした志乃も栞の顔を見ていればそんな人ではない、と怒りをあらわにする。

同じく新聞を読んだリリコは、栞に目立ち過ぎたのだろうと言う。
そして救護物資を送っていたのは母親のためではないか、と問う。

藤吉に小切手を渡すと、栞は志乃の生活を立て直すために使って欲しいと言う。
志乃の記憶が戻ったときに、自分がどんな感情になるのか不安だった。
藤吉は親子だろう、と言って小切手を突き返した。

栞の元に弁当を持った志乃が押しかけてくる。
志乃の押しに流されるようにして、栞が卵焼きを口にしていると、突然記者たちが押しかけて来た。
売名行為についての取材だという。志乃は腹を立てて追い返そうとするが、もみ合ううちに突き飛ばされてしまう。

再び頭を打った志乃。心配するキースは、気が付いた志乃に自分の事がわかるか、と尋ねる。
「キーちゃんだろ」と笑う志乃だったが、「忘れるわけないだろ、息子のことは覚えているさ」と呟く。

てんは栞を訪れると、志乃の面倒はやはり栞が見た方が良いという。
乗り気ではない栞に、母親との思い出、母親の好きな活動写真を仕事としている栞を信じている、とてんは言う。

志乃は何度となく握りしめていたへその緒を見つめていた。
そこには「明治二十年十月二十九日 栞」と書かれてあった。

明るく仕事するおトキだが、あれから風太からの連絡はなく、すでに一週間が経っていた。
おトキを励ますてんの元に、志乃があらわれる。
突然東京へ帰ると言うのだ。体調も悪く、生活の基盤を失った志乃を心配したキースは引き止めるが、志乃はそんなキースに冷たく当たる。
あまりの変わりように、てんは志乃に記憶が戻ったのではないか、と問いただした。

感想

リリコと栞のコンビがなんだか良い感じ。栞の大阪弁での返しも珍しい。
記憶が戻ったのだとしたら、やはり二度目に頭をぶつけた時でしょうけど、へその緒の箱に「栞」の名前があったことから、早くから予感みたいなものはあったんでしょうね。
へその緒を大事にするのは日本だけのようで、つい最近でもダレノガレ明美さんがイタリア人の母親が鳥に食べさせてしまった話をされていましたね。
へその緒が薬になると思われていた背景もあるのでしょうけど、DNAも取り出せることから今はまた違った意味を持ちそうです。