アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第15週 第84回『ないたらあかん』

あらすじ

てんは志乃の記憶が戻っているかもしれない事を栞に伝えると、会いに行くように勧める。
しかし栞は二度と会うつもりはないと言う。
別れ際に「お前がいると邪魔なんだ」など辛辣な言葉をいくつも投げかけられた事で深く傷ついたからだ。
何か事情があるのでは、と言うてんにも、事情があっても認めないと言葉を荒げる栞だった。

思いつめた志乃はへその緒の箱をかまどにくべてしまう。
すぐに気づいたキースが焼ける前に箱を取り出すが、そこに書いてある名前でキースもまた栞が志乃の息子であると気付く。

風鳥亭にはようやく東京の風太から電話がかかってきた。
焼け出されて散らばっていた師匠たちを探し回っていたため、遅くなったのだ。
風太は「笑いは一番のごちそう」だと明るく言う芸人たちを敬服していた。
笑いの力を再認識したてんは、東京の芸人たちを風鳥亭の高座に呼ぼうと提案する。
売り上げを義援金にすることで、客にも遠慮なく笑ってもらえると考えた。
最後に受話器はおトキに渡され、二人はやっと言葉を交わすことができた。

すでにてんと藤吉が知っているとは知らず、栞と志乃が親子である事を伝えに来たキース。
藤吉はキースに、二人を笑わせて欲しいと頼む。
それは東京から戻ってきて一度も笑顔を見せず沈み込んでいたキースを心配していたからでもあった。

キースはアサリの元へ行くと「どうしても笑わしたい人がおる」と再び相方になってくれるよう頼みこみ、翌朝から二人はさっそく万歳の稽古を始める。

てんは、へその緒を渡しに栞を訪れた。
それが命懸けで志乃が守ったものだと伝え、二度と会えないかも知れないのだから話し合うべきだ、と再度説得する。
そして志乃が東京に帰る前に、お別れの食事会をするから来て欲しいと招待した。

志乃に記憶が戻っているのではないか、とてんが尋ねると、志乃はそれを認めた。
栞を手放したのは、伊能家の当主が二度と栞に会わないよう迫ったからだった。
栞に恨まれていることを承知していた志乃は、このまま東京に行かせてほしい、とてんに懇願するのだった。

感想

キースがてんと藤吉に「志乃さんの息子伊能さんや」みたいに伝えにきて驚きました。
そう言えばまだ気づいてなかったっけ、と。へその緒の箱を見る機会は何度となくあったはずですが、たまたま名前は見てなかったか志乃さんが隠してたんでしょうね。
お笑いの自粛ムードですが、先の大震災でも、あの明石家さんまさんですら通常どおり番組をやって良い物か悩んでいたそうです。お笑いに限らず、エンタメ関連に関わる人は多くそう感じたようでした。