アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

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「わろてんか」第17週 第99回 『女興行師てん』

あらすじ

藤吉が亡くなって4年。隼也は大学を辞めてアメリカに留学していた。
てんは風太と、おトキ。娘の飛鳥と4人で仏壇を拝むのが日課だ。
寄席の数は大阪・東京を中心に30軒まで増やし、300人を超える芸人を抱える北村笑店の女社長になっていた。

キースとアサリはしゃべくり万歳が当たり、超売れっ子に。に。
万丈目も人気万歳作家へと成長していた。
栞は取締役、亀井は席主代表としてそれぞれてんを支えている。

客入りが横ばいで、新しい展開が必要となる中、風太は「全国万歳大会」を企画し、万歳の発展を目指していた。
一方で栞はお笑いだけに留まらず、寄席の一部を改装し歌謡ショウを提案。
2人の意見は対立する。

てんは栞に、この4年やってこれたのは風太と栞のおかげだと言い、自分は社長として未熟だと考えていた。
栞はてんの社長としての功績を認め、その上でてんが新しいスタアを発掘すれば、お飾りではないことが証明される、と言う。

スタアの発掘が出来るのか、思い悩むてんに、落語家の柳々亭燕團が声をかける。
てんが事情を話すと、燕團はスタアは夜空の星ほど存在する、と言い、熱心に寄席を見ているてんなら、きっと見つけられると励ました。

風太は、てんは隼也が社長を継ぐまでの繋ぎだと考えていた。
女に興行は務まらないと思っている風太に、おトキは憤る。

おトキはてんに、自分にも手伝わせて欲しいと願い出る。
てんは、風太や飛鳥を気にしながらも、感謝する。
2人は、少女歌劇団の人気に目を付け、女性が憧れる女性の存在が寄席にも必要だと考える。
それには、華のある、しゃべりの上手い女性が必要だった。
そこへ仕事を終え、藤吉の仏前に拝みにリリコがやってきた。
てんとおトキは、まさしく「華があって、しゃべりの上手い」リリコに詰め寄るのだった。

雑記

栞がウインクした―!
高橋一生さんが好きで出演するドラマは結構見て来たつもりなんですけど。
ウインクする一生さんとか記憶にないんですよね。思わず巻き戻して見返してしまいました。
てんは女性万歳師を発掘しようとしていますが、1970年にコンビ結成した「今いくよくるよ」さんの時代でもまだ女芸人の肩身は狭く、大部屋で他の男性芸人の前で着替える事を余儀なくされていたそうです。今でもリアクションを求められる女芸人はいても、話術で楽しませてくれる人は少ないと感じます。
「カッコいい女性」を見たい女性は多いはずなんですけどね。