アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第12週 第70回 『大阪お笑い 春の陣』

あらすじ

寺ギンに対抗する他の太夫元からどうにか芸人を寄越してもらえる事になった。

リリコと栞は契約書をはさんで険悪な雰囲気だった。
契約書にある通り女優としてして出演して欲しい栞と、もう二度と女優はやりたくないリリコ。話し合いは決裂し、怒ったリリコは水をぶっかけ、それをてんと藤吉が目撃してしまう。

濡れたスーツを乾かし、藤吉の着物を借りた栞は、リリコに「古い女性像を打ち破る魅力がある」と力説する。藤吉もそれを認めるとリリコはまんざらでもない。
てんはリリコを羨み、自分にはそんなことを誰も言ってくれない、と笑う。
渋々リリコは契約した3回分だけは出演することを承諾するのだった。

風鳥亭が月給制を始めたことで、寺ギンの芸人たちが雇って欲しいと押しかけて来た。
事態を予想して芸人たちの後を追いかけて来た風太は、彼らを一喝する。
そしててんに、引き抜きも同然だから月給制をやめるよう進言するが、てんはこれを拒否する。

数日後、寺ギンの手回しは大阪中の太夫元にまで行きわたっていた。
出演予定の芸人は一人も来ず、藤吉は松島以外の2つの寄席を休業させるという苦渋の決断を下した。

てんは、文鳥師匠に相談してはどうかと言うが、藤吉は一度だけの約束で寄席に出てもらった手前、筋を通して頼ることはしたくないという。

おトキに呼び出された風太は突然平手打ちをくらわされる。
続けざまに叩こうとするおトキの目には涙が浮かんでいた――。

 

感想

貴重な伊能さんの着物姿が見られる回。
ついに寺ギンが本気出してきました。今までジリジリではありますが負けっぱなしだったので、こうなるのは時間の問題だったんでしょうね。まさに戦。
風太もてんを守りたいのでしょうが、今はそれが全くできていない状態。
同じ家で奉公した同士として、おトキの憤りも当然でしょうね。
ただ、このピンチを救えるのもまた風太ではないかとちょっと思うのです。
そろそろ活躍するところも見たい、という希望もこめて。