アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

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「わろてんか」 第16週 第89回『笑いの新時代』

あらすじ

差し押さえの真似事までして団吾のラジオ出演を阻もうとしていた風太
しかし団吾はラジオに出演することを新聞記事で宣言する。
風太はすぐに団吾に連絡を取ろうとするが雲隠れして捕まらない。
そこへしずが訪れる。
喜んでしずを案内する風太とおトキ、しずは変わらない二人の掛け合いを「長年連れ添った夫婦みたい」だと言い、二人を照れさせる。

藤吉の回復を知ったリリコは、病室に飛び込むと嬉しさのあまり抱き着いた。
藤吉は自分が病気になるなんて考えもしなかったと言い、リリコは自分も薬屋の娘に藤吉を取られるとは思わなかったと笑う。
リリコはてんには敵わないと言い、彼女を見習って笑って生きていくと決める。
藤吉は、リリコは笑った顔が一番べっぴんだと思っていた、と言う。

病室を出たリリコは、廊下の鏡に向かってつい笑顔を作っていた。
そこをてんとしずに見られてしまう。
気まずいリリコはニコニコと笑って去って行った。

何も知らないしずは、リリコが良く笑う感じの良い女性だったと言うと、藤吉はてんを見習って笑って生きていく事を決めたのだと話した。
しずはてんに用事をかこつけて、藤吉と二人きりになると、てんの父、儀兵衛が藤吉を認めていた事を明かした。
そして、好きな人のための苦労は苦労ではないこと、子のために親が悩むのは当然であることなど話し、藤吉の心を癒すのだった。
てんが病室に戻ってくると、しずは二人がこれから咲かせる花を、自分と儀兵衛に見せて欲しい、と言って三人で指切りをするのだった。

夜、1人になった藤吉は歩く練習をしているが上手く行かない。
そこへ「死神がお迎えに来ましたえ」と燭台を持った団吾が現れる。
昼間だと風太に捕まってしまうから、と夜に来たのだ。
団吾は「落語と万歳、どっちがおもろい?」と問うが、藤吉は、うどんと蕎麦を比べるようなものだと答える。
すると団吾は芸を蕎麦に例えて、うまい蕎麦なら遠くても食べに行く。客が来ないのはまずいからだ、と言い、明日のラジオ番組に出演することを告げるのだった。

感想

やっぱりおしずさんの役目はあれで終わりじゃなかったんですね。
北村屋のごりょんさんとの対決でもそうでしたが、良い事言って去っていく立ち回り。様になります。
これでおトキと風太が一歩進めると良いな。
リリコの藤吉への隠さない愛着には冷や冷やしますが、それでもてんの事はしっかり認めているようで安心しました。
でもあのシーン、てんが目撃したら気分悪いと思うな(笑)
少なくとも「ごちそうさん」のめ以子だったら、1週間は口きいてくれないでしょうね。