アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

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「わろてんか」第20週 第111回『ボンのご乱心』

あらすじ

風太の決断。それはキースとアサリを解散させることだった。
レビューに押されて漫才が廃れてしまうのではないかと恐れた風太は、キースを東京に、アサリを大阪に据えて新しい相方を組ませ、盛り上げていきたいと考えていた。
キースとアサリは藤吉の作ったコンビでもあるため、てんは大反対。
アサリも受け入れられないと憤る。

風鳥亭の面々にも、その事を話したてん。
社史を編さんしていた万丈目は、常識破りで変化を恐れない事こそが北村笑店なのだと言う。
リリコも、コンビ解消はいかにも藤吉が言いそうな事だと笑い、周りもそれに同感するのだった。

伊能商会で働き始めた隼也。初めの仕事は宛名書きだった。
栞は名前や会社名、肩書などを覚えるよう指示し、人脈が物を言うのだと告げた。
てんは、隼也を受け入れてくれたお礼も兼ねてあいさつに来ていた。
キースとアサリの解散に未だ反対だったてん。
しかし栞までもが、風太の考えが正しいと言う。

アサリもまた、解散には頑なだった。
「また新しく面白いもんが作れる」と解散に前向きなキース。
アサリは、キースに頼ってきた自分が1人になるのは怖いのだと告白する。
キースは、女形も百面相もできるアサリを芸達者だと褒め、むしろ離れた方が面白い事ができるのではないかと言う。
そして「漫才と北村のために俺はやったろうと思うんや」と決意を口にするキースを、アサリは真剣な顔で見つめるのだった。

てんは自宅にキースとアサリ、風太を呼ぶと、解散に賛成すると告げた。
「笑いを作るもんは立ち止まったらあかん」それは藤吉の信念だった。
てんと風太は、改めてアサリに解散してくれるよう頭を下げた。
キースとのやりとりで心が決まっていたアサリはそれを受け入れ、キースとアサリは解散することになった。

おわかれ漫才が行われた日、客はわれ先にと押しかけた。
最後に披露したのは、相撲のラジオ中継。しゃべくり漫才が誕生した記念すべきネタだった。
てんは、キースとアサリのコンビ結成からの歴史を思い出しながら、2人の漫才を見つめるのだった。

雑記

とんでもない事のはずなのに、てんとアサリ以外はすんなり受け入れちゃった(笑)
古い、って言葉は風太にとって大きな意味を持ってたんですね。藤吉は常に新しい事を考えていて、それがしゃべくり漫才にも繋がって行ったわけですし。
それにしても今では考えられないですね。ピンで活動し、もう何年も漫才をしなくなっていても解散する芸人さんはほとんどいませんから。
ホンジャマカなんか若い人はコンビだと知らなかったりもしますし。