アウトライン~ドラマのネタバレあらすじ・感想

文章の練習がてら、ドラマのあらすじをまとめています

「わろてんか」第18週 第103回『女興行師てん』

あらすじ

藤吉の登場に混乱するてんは、これは夢だと思い込む。
藤吉は、北村笑店が大きくなったのはてんの力によるものだ、と認め、ミスリリコ・アンドシローを諦めるなと励ました。
そして「芸人に本気で怒る」のも興行師の仕事だと助言する。

てんが目を覚ますと日はすっかり落ちていた。やはり夢だったのか。
しかしてんはそれを、亡き夫からのメッセージとして受け止める。

四郎を呼んで話を聞くてん。
ベルリンに留学し、自分の楽団を持つこと。それが四郎の夢だった。
万歳はその費用を貯めるため。中途半端な気持ちがリリコに伝わったのだと四郎は言う。
一方で四郎はリリコを女優としてだけでなく音楽の才能もあると認めていた。

マンマンでリリコと四郎を会わせるが、気まずさに目を合わせない2人。
てんはテーブルを叩いて一喝すると、お互い向き合うように言う。
女興行師としての自信はないが、2人を一流に育てるまで腹をくくったのだと言う、てん。
そこに京都まで衣装を調達していたおトキと、台本を書き直した楓がやってくる。
リリコと四郎はそんなてんたちのやる気に、突き動かされる。

風太が万歳の「万」を浪漫の「漫」に変えることを宣言し、「全国第漫才大会」が始まった。
リリコはキースとアサリに宣戦布告する。
しかし初めて高座に上がった四郎は、緊張のあまりセリフを一言も言えない。
リリコが機転をきかし、客の笑いを得る事は出来たが、結局、漫才大会はキースとアサリの優勝で幕を閉じるのだった。

雑記

アドリブ漫才を見て「大助花子」みたいだなと思い、調べたのですが、こちらはわざと鈍重に振る舞っているだけのようです。
ただ花子さんのまくしたてるような話術は「初代ミス・ワカナ(リリコのモデルと言われている)の再来」と賞賛されているんですね。
それにしても、キースがじわじわとカッコ良さをアピールしてくる事。
リリコ同様にプロ意識がとても高く、でも風太や万丈目のように女だと馬鹿にすることもなく、正々堂々ライバルとして受け止めるあたりの懐の深さ。声も良いし背も高いしでほれぼれします。